わたしには、こどもとの普段のかかわり方や子育ての姿勢として心がけていることがいくつかあります。こどもたちの生活の中心は学業なのでお勉強の関わりが多くなりますが、今日は少し書いてみようと思いました。
学校も塾も勉強の進度を把握する。
学校も塾も「今どの単元をやっているのか」「宿題は何がどれぐらい出ているのか」「テストで何を間違えたのか」などを把握しておきます。自分から勉強をする習慣がついてないうちから学校&塾任せにすると、多くのこどもは、どこかでズルをしますし、サボります。
そして親が把握していないってことを知ると「興味が無いんだ」と心のどこかでさみしく思います。そういうものなのかも、と自分を納得させるかもしれませんが、心は少し離れてしまいます。
勉強が大変な時は、寄り添い、協力する。
定期テスト前、公開テスト前、英検前など、こどもの勉強が大変な時は、子どもの勉強を家庭の最重要事項にしています。要は、勉強しているこどもが家では一番偉いということ。だから『あなたが最優先だよ。家族はいつでも協力するよ。』と言う雰囲気をつくるようにしています。
勉強の協力と言っても、宿題や勉強そのものを手伝うのではなく、わたしはそれ以外の部分を『補佐』するつもりで手伝っています。
例えば、定期テスト、公開テスト、英検の対策期間中は、朝スムーズに動けるように着替え一式を出しておいたり、いつもは自分でする朝のヘアセットを代わりにやってあげます。髪の毛をくくったり、ヘアアイロンをあてたり。夜はドライヤーをあてたり。なるべくスキマ時間を作って、その間長女には、課題や単語帳の暗記、ドリルなどしてもらいます。
学業が忙しい時はわたしの空き時間はすべて長女のために割いてます。夫もそれをわかっているので、進んで次女のケアに回ってくれたり、家事をしてくれたりします。チームで動いている感覚です。
こどもを置いて先に寝ない。
わたしのまわりには、こどもが塾から帰ってくるまで待てずに寝てしまう親御さんがちらほらいます。毎日激務だったり、次の日が早かったり、その時の体調もよりますよね。それにもう中学生だし「先に寝るね~。」って言っても「うん。おやすみ~♪」なんて返してくれるお子さんもいらっしゃるでしょう。そりゃわが家の長女だって、自分で消灯ぐらいはできます。ただ、わたしは『家で一番最後に寝る人をこどもにしてはいけない』という強い思いがあるんです。子どもがベッドに行くまで寝ずに起きておくことにこだわっており、わたしが次女を寝かしつけている間に長女が塾から帰宅、その時は夫が長女の対応をし、ほどなく次女が眠るとわたしと夫が交代。朝早い夫には先に就寝してもらい、長女の入浴が終わるのををわたしが待ち受ける。入浴後、長女は寝る準備と明日の準備をして就寝。わたしはそれを見届けてから寝室に向かいます。毎日こんな感じの生活です。こどもをおいて先に寝ることが出来ない性分です。
決めた勉強量は守る。気まぐれで量を増やさない。
想定していたよりも早く宿題や課題が終わっても、想定していたよりも出来が良くても悪くても、わたしからは「もうちょっとやろっか。」とは言わないようにしています。
長女はもう中2なので自分で勉強のスケジュールを組んでいるので、現在は主に次女に対してですが、最初に「今日はこれとこれやろうね~。」って言われて始めたのにそこまでたどり着いたらさらに増やされるって、こどもはめっちゃガッカリしますよね?これ裏切り行為ですからね。これだけ、って決めて子どもにさせたんだから、親も約束を守らないと。
呼ばれたらとりあえず手を止め耳を傾ける。
「ママ~!」「おかーさーん。」呼ばれたらとりあえず手を止め聞くor行く、をしています。夕食の準備の真っ最中で手を止めたくなくて面倒ですが…。いったん聞く姿勢を見せるだけでも安心感を感じてくれますからね。そのかわり、こっちもずっと聞いてあげるとは一言も言ってないので「じゃ、鶏肉切ってる最中だから行くね。」と、さっさと戻ります。喋り足りない次女なんかは、スマイルゼミ持ったままキッチンの中までついてきて寝ころんでスマイルゼミの続きしたりしますけどね。
まとめ
いかがでしたか?別にたいしたことない、当たり前のことやってるだけで、何の自慢にもならないですよね。
子育てを始めてからずっとやってきたこと。あらためて考えてみると、これって全部、自分がこどもの時にしてもらいたくてもしてもらえなかったことだなぁって。実家は商売で忙しかったし、不幸続きの家で働き手も減って、もともと「こどもは大学行かなくても家業手伝えばいい」みたいな家だったんです。わたし、きっとずっとさみしかったんですよね。
わたしだったらこうして欲しかったな~が詰まっています。独りよがりかもしれないけれど。
みなさんはこんなこだわりとかありますか?一度聞いてみたいなって思います。
きょうも最後までお目通しいただきありがとうございました!