【夏休み・自由研究】理科キッズ必見!食紅を使っておうちで化学実験☆【未就学児・小学生にも】

その他

今回、先日の琥珀糖こはくとうづくりで余った食紅と、家に有った材料を使って簡単な化学実験遊びをやってみました。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

出かけるはずが、その日は雨…。

この日はアジサイが見ごろな近くの植物園へ出かける予定でした。しかし、お天気はあいにくの雨。お出かけは取りやめて、何かおうちで遊んでみようということに。

アジサイと言えば、育つ土壌によって咲く花の色が変わると聞いたことがありました。アジサイの色素の『アントシアニン色素』。あれ?このあいだの琥珀糖こはくとうづくりで使った食紅にアントシアニン色素が有った気がする…。

そう思い、食紅の袋の中身を見てみると、おうちで化学実験をしてみよう!との用紙が入っているのに気が付きました。これ遊びに使えるかも♪と思い、少しアレンジして化学実験遊びをやってみることにしました!

準備するもの

  1. 紫の食紅(少量の水で溶きます)
  2. 卵の空パック(下側・とがっている方)
  3. お酢 … 適量
  4. 牛乳 … 適量
  5. 食塩 … 小さじ1
  6. クエン酸 … 小さじ1 
  7. 重曹じゅうそう … 小さじ1
  8. 石灰せっかい … 小さじ1

↓5~8の水溶液は私が作りました

↓6.クエン酸と7.重曹は、掃除用のものを使いました。

↓8.石灰ってあんまり聞かないですよね…。でも、実は意外と簡単に手に入るんです。

かしコアラ
かしコアラ

食品の袋に入っている乾燥材の中身が『石灰』だったりします。わが家は海苔の乾燥材を使いました!

↓次女には食紅を水で溶いてもらって準備完了!

実験開始!

↓水溶液の色が変わりました!!

実験結果

↓こんな結果になりました。

種類PH元の色食紅を
入れた後の色
牛乳中性白色
食塩水中性無色透明
お酢酸性薄い黄色ピンク
クエン酸水酸性無色透明濃いピンク
石灰水アルカリ性薄い白みどり
重曹水アルカリ性無色透明

〈まとめ〉この実験で何がわかるの?

この実験では、アントシアニン色素の性質を利用して、水溶液の酸性・アルカリ性を調べることができます。アルカリ性や酸性を決める基準を水素イオン指数と呼び『pH(ピーエイチ)』という記号で表します。わたしが学生だった頃、理科のⅭ先生は『ペーハー』って呼んでいました。わたしもずっとペーハーって呼んでいましたが、本来はピーエイチが統一の呼び方のようですね。

pH7が「中性」。それよりも大きいものを「アルカリ性」、小さいものを「酸性」と呼びます。

わが家はまだようじなので、色の変化を楽しむだけにとどまりましたが、小学生だったらもっと水溶液の種類を増やしたり、pHの色彩表と見比べてもっと細かくpHを調べたりできそうです。

かしコアラ
かしコアラ

おうちで実験する時は必ず大人が一緒にやってくださいね!

最後までお読みくださりありがとうございました!

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