【読み聞かせ】かいけつゾロリはじめました…！【５歳４か月】

ついにこの時が来てしまいました。そう、ゾロリです。一度手を染めたら抜け出すのが難しいと言われる『かいけつゾロリシリーズ』。でも、通る子は通る道。今回はゾロリについて書いてみたいと思います。

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次女がゾロリを選んだきっかけ
ゾロリに気乗りしなかったわたし…
作者、原ゆたかさんのインタビュー記事を読んで
『かいけつゾロリ』はこんなにある！
1. かいけつゾロリシリーズ【一覧表】
おわりに

次女がゾロリを選んだきっかけ

いつものように図書館に行った時です。あんなに好きだった「おれたちともだちシリーズ」や「おとうとうさぎシリーズ」「おしりたんてい」などの絵本や児童書。

かしコアラ

借りる？

次女

うーん…。やめとく。

なんて言い出して…絵本コーナーから離れて彼女が向かったのは児童書コーナーでした。そして手に取ったのは『かいけつゾロリ』。ズラーっと並んだ背表紙に圧倒され「どんな本なんだろう？」と興味をもったようです。

ゾロリに気乗りしなかったわたし…

わたしのゾロリのイメージは…

細かくて読み聞かせに時間がかかる（３０分）
シリーズが多い
絵本の延長で漫画のよう
「おなら」が頻出

ゾロリにハマってしまうと、１冊読んであげるのに３０分はかかります。そのうち自分で読む方が速いことに気づき一人で読むようになるのですが、最初は読んであげなければならないので大変です。シリーズもめっちゃたくさん出ています…。それに、まだ幼稚園の頃は読む練習になると思うんですが、小学校に上がるとだんだんと文章量が足りなくなってくるので読む練習には不向きになります。それでも面白いからやめられない…。いわゆる『脱ゾロリ問題』にいつか直面するのです。そして、子どもが大好きな『おなら』が頻出。ですので、今まであまり積極的には薦めなかったんです。

作者、原ゆたかさんのインタビュー記事を読んで

作者の原ゆたかさんが、ご自身の経験をもとに、あるインタビューでこんなお話をされていました。

小さいころからお母さまに読み聞かせをしてもらっていたおかげで本が大好きだった原ゆたかさん。成長するにつれて、周りの大人から色々と本を薦められるようになります。しかし、

大人に薦められた本がおもしろくなくて本が嫌いになった時期があった—。

子どもたちにとっての読書は楽しいものではなく、文字や難しい言葉を覚えるための勉強のように位置付けられることが多く、本の楽しさを知る前に難しい本を手渡されたら本自体をキライになってしまう。

本が好きな子もそうでない子も最後までおもしろく読めるような作品創りに取り組んでこられた原ゆたかさん。その言葉がわたしの心にも響きました。

次女が読みたいと思うなら、その気持ちをいちばんに大切にしてあげよう。そう思いゾロリを読み始めることにしました。

そして、２０２３年１１月、ゾロリ開始。

今はやっと３０冊読み終わりました。基本的には図書館で借りて、次女が気に入ったタイトルは本屋さんや楽天やAmazonにて購入するスタイルです。

『かいけつゾロリ』はこんなにある！

１９８７年１１月に第一作目が発表されてから、今年で３７歳になるかいけつゾロリシリーズ。作品によっては前後編になっているものがあり、後編から読んでも前編のあらすじが分かるようになっていますが、できれば前編→後編と読むのがおすすめです。それに『13 かいけつゾロリのなぞなぞ大さくせん』のように、ほかの巻に載ってある暗号を使って遊んだりする要素が有ったりします。購入せず図書館で借りたりするときは注意です。それでは、ゾロリ一覧をご覧ください↓