先日、住んでいる市から『就学時健康診断』の案内が届きました。およそ半年後には次女もやっと小学校入学。ついに小学生かぁ~としみじみと思っていると、次女がボソッと「あの~。わたし道分からないから学校ひとりで行けないんですケド…。車とかコワイんですケド…。」(最近こんな喋り方。)うんうん、本当にそうだよね。まだ何もわからない状態。安全に通学できるように、交通ルールももう一度おさらいしておかないと!と思い、ルールやマナー、こどもの安全のために、何かが起きてしまう前にすこしでもリスクを下げるために、一緒に絵本でまなぶことにしました。とうわけで図書館にレッツゴー!
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あんしん、あんぜん、入学ルールブック4選
①にぼしとかつおの 子どもあんぜん絵本(79P)
にぼしとかつおの
子どもあんぜん絵本
〈ポプラ社〉
くまみね イラスト
舟生岳夫(セコムIS研究所) 監修
【にぼしとかつおの子どもあんぜん絵本】猫のイラストに惹かれて次女がジャケ借り。ハードカバーでしっかりした作り。少々雑に扱ってもへこたれなさそうです。イラストメインのコミック調で、短い文とセリフで書かれているのでとても読みやすいです。途中に詳しい解説のページが入っているので、そこは大人が読んであげても良いと思います。危険な場所を探すイラストクイズも有り『この場所ならこんなことが起きるかも?』『どうして木が茂った公園がきけんなの?』など親子でたくさん会話しながら読み進めました。
②こどもぼうはんルールブック おまもりえほん(56P)
こどもぼうはんルールブック
おまもりえほん
〈日本図書センター〉
国崎信江 監修
村田エリー イラスト
【おまもりえほん】 守るべきルール&覚えておくべきルール32個、とその理由が短めで読みやすい文で書かれています。不審者がいた場合どうすれば良いか、なるべく危険な目に合わないために普段どう行動すれば良いか、等。なかなか細かい内容でしたが、身につけておくべき大切なことが書かれており、何度も何度も親子で読んでおきたいと思いました。
③はじめての「よのなかルールブック」 おやくそくえほん(56P)
はじめての
「よのなかルールブック」
おやくそくえほん
〈日本図書センター〉
高濱正伸 監修
林ユミ イラスト
日常生活での基本的なルールやマナーの絵本。ありがとうや、ごめんね、などをちゃんと伝えること、食事の時のマナー、外でしない方が良い発言、周りの人への気遣い、など。人として身につけておきたいことがたくさん書かれています。これは、小学校入学前というよりも入園の時にも読んでおきたい内容だなと思いました。意外に普段気が付かないことも書いてあり、大人でもできていないことも有ったりで、ちょっとドキッとしてしまいます。これ、全部完璧にできたらかなりイケてる人間になれる!
④はじめての「よのなかルールブック」 いちねんせいえほん(56P)
はじめての
「よのなかルールブック」
いちねんせいえほん
〈日本図書センター〉
高濱正伸 監修
林ユミ イラスト
1年生になるために大切なことがたくさん書かれています。うちの次女のように、小学校が楽しみな一方で{だいじょうぶかな?」と少し不安や心配がお子さんは、不安が軽減されるのではないでしょうか。小学校ではどんなことを経験するのか、お友達とのかかわり方、守るべきルール可愛いイラストを通して学ぶことが出来ます。ルールに関しては「なぜ、してはいけないか。」を親子で一緒に考えることもできます。
いろいろと読んでみた結果…
完璧な1冊って意外とないな~と思いました。複数の本を組み合わせて読んで、良いとこどりをするのが良いと思います。
たとえば、ある本では『外でどうしてもトイレに行きたくなった時は大人に言おう』とありましたが、この認識では決して安全とは言えません。政府広報のサイトにも「性暴力の加害者は8割が顔見知り」とあります。トイレや着替えなど、一人きりで無防備になるような場面で、そもそも家族以外の大人を頼らないといけない状況をつくらないようにすることが大切です。
他にも『お友達のひみつを言ったらダメ』とありましたが、これは難しいなぁ。お友達の内緒のお話を吹聴して回るのはいけないけれど、もしもSOSの内容だったら、危険な状況だったら、その時は先生やお父さん&お母さんに教えて欲しいなぁ、と思いました。
それ以外にも、自分では気づけなかった盲点が有ったり、内容が古かったり、そもそも情報が間違っていたり、複数の本を読むことによって色々と気づくことや発見がありますので、複数の本を組み合わせて、親子で一緒に読んで、本の内容をそれぞれの家庭の方針と照らし合わせ、足りない部分は親が説明して補足してあげるのが良いと思いました。
小学校入学より約半年前の今、あんぜん本、マナー本にを目を通しておいて、何度も読み返して定着させようと思います。新一年生にとって、楽しい小学校生活の幕開けとなりますように。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。