【Baby Kumon(ベビーくもん)】2年間続けた効果は?無料おためし体験、オリジナル教材、お月謝などを詳しくレビュー!

ベビーくもん

生後2週間から絵本の読み聞かせを初めてきた次女、5歳になった今は小1レベルの読解問題を解いたり「かいけつゾロリ」を一緒に読めるぐらいに読む力がついてきています。そんな次女の読む力を培うのに大いに役立ち、次女とわたしのおうち知育の原点となったのが【Baby Kumon・ベビーくもん】です。今日はベビーくもんについて書いてみたいと思います。少しでもベビーくもんをやってみようかと考えている方の参考になればと思います。最後まで読んでいただければ嬉しいです。

Baby Kumon(ベビーくもん)とは

これまた黒いクマちゃんでお馴染み。

ベビーくもん(Baby Kumon)とは「くもん、いくもん!」のキャッチフレーズでおなじみの公文式くもんしき(公文教育研究会)が主催する、0歳・1歳・2歳向けの幼児教室要素のあるおうち知育教材です。公文式のようなプリント学習ではなく、ベビーくもんオリジナルの教材や絵本を使って親子で一緒に取り組む知育教材で、月1ペースで先生との面談が有ります。

ベビーくもんはこんな人に向いています

  • 親子で遊びながら学びを取りいれたい
  • あんまりお金をかけたくない
  • たくさんの“ことば”に触れさせたい
  • こどもの知育を自分のペースで始めたい

Baby Kumon(ベビーくもん)でどのような効果があったのか

まず、ベビーくもんの細かい内容に触れる前に、わが家での効果や成長を挙げてみたいと思います。まずは結果をお伝えしないと。

0歳7か月から3歳までの2年5か月間(このうち5か月は緊急事態宣言やまん防のためお休みでした)ベビーくもんでの成長の記録を『連絡帳』に記録していました。そのうち特にベビーくもんの教材で習得し背長を感じられたものをピックアップすると

ベビーくもん(0歳7か月~コロナなどお休みをはさみ2歳まで)
  • 【1歳半】始めて9か月、ひらがなの「お」「け」「て」を読み、11号の絵本『いろいろかたちいろかたち』にハマったおかげで、赤・青・黄・ピンク、□と〇を覚え言い始めた
ベビーくもんアドバンス(2歳から~3歳まで)
  • 【2歳5か月】アドバンス5か月目、ひらがなを一通り覚えた
  • 【2歳9か月】アドバンス9か月目、『もちろん、たぶん、きっと』などの副詞を使うことが増えた

とにかく『ベビーくもんの教材は言語面の成長に大いに役立った』というのがわたしの感想です。やはり、言語面が速く伸びてくれると親子のコミュニケーションもスムーズになりますし、数字や物の数など算数分野の説明も理解しやすくなります。ベビーくもんは、親子で『やりとり』をしながら、一緒に楽しみながら取り組むので、けっしてつめこみ教育にはならないですし、学ぶ=遊びの感覚で、自然な知育につなげるためのアプローチがしやすい教材だと思いました。

余談ですが、ベビーくもんアドバンスを修了した時、先生に通常の公文に移行するか聞かれたことが有りました。公文と言えば算数(計算)のイメージしかなかったわたしは「始めるとしたら算数からが良いんですかね?」と聞くと先生はキッパリ「いえ、国語です。」と。理由を聞くと、いずれ算数や数学の文章題を解くのに読解力が必要になって来る、計算は急がなくても大丈夫だが、国語力や読解力はコツコツ積み重ねが大切だから、と。わたしも先生と同じ見解でした。結局わが家は公文に通わずおうち知育を選んだのですが、この、おうち知育のベース、土台となったのがベビーくもんだったというわけです。

Baby Kumon(ベビーくもん)をはじめたきっかけ

『無料おためし』にオンラインで申し込み

次女0歳6か月。それまで知育らしい知育はしておらず、家で絵本の読み聞かせをするぐらいでした。ただ、次女もだんだんと生活にリズムがでてきましたし、日中絵本に飽きて暇なときも増えてきたし、知育もそろそろ始めないと、と若干焦っていた頃でした。ちょうど乳児後期健診があり地域の保健センターに出向いたとき、そこに置いてあったフリーペーパーでベビーくもんの広告を見つけました。幸い徒歩圏内に教室が有ったので公式サイトから「無料おためし」に申し込んでみることにしました。

かしコアラ
かしコアラ

ベビーくもんはいつでも『無料おためし』を受け付けていますよ♪


ベビーくもんの公式サイトから「無料おためし」を予約すると、次の日ベビーくもんの先生から電話がかかってきました。名前や連絡先の確認をし、教室に行く日時を決めて「無料おためし」当日、教室に向かいます。まだ7か月の赤ちゃんだったので、ベビーカーが置けるか、おむつ替えが出来るかなど確認しました。それと、午後になると通常の公文の生徒さんが来て混むかもしれないので、午前中に教室に行くことにしました。

無料おためし当日

無料おためしの当日、すごく緊張しながら行ったんですが…ベビーくもんの先生はとても優しい方で、しかも3人の子育てをほぼ終わられた大ベテランママでした。(その時一番下のお嬢さんが19歳だったかな。)

まず、おためし教材をもらって、その後、ベビーくもんのシステムや教材の使い方などを教えてもらいました。あとは次女の普段の様子や子育てのお話、日々の困りごとや悩みごとがないかなどの話をしてその日は終了。2週間のおためし期間を終えた頃にもう一度教室に来るため日時を決めて、次女と2人帰路につきました。

ベビーくもんのシステム

ベビーくもんには0~1歳台向けの「ベビーくもん」と2歳台向けの「ベビーくもんアドバンス」があります。0~1歳から始めると、ベビーくもんを1年、アドバンスを1年というスケジュールです。もちろん2歳でアドバンスから始めることもできますし、途中退会もできます。

期間対象年齢
ベビーくもん12か月0~1歳
ベビーくもん
アドバンス
12か月2歳
かしコアラ
かしコアラ

次女は2年間のベビーくもんとアドバンスを終えるのに2年5か月かかりました。5か月は緊急事態宣言やまん防(自粛期間)や体調不良などでお休みしました。

『おうちでベビーくもん』と『ベビーくもんタイム』というのがある

おうちでベビーくもん家での毎日の取り組み
ベビーくもんタイム月1回の面談

毎月もらえるオリジナル教材を使って、日々こどもに語りかけたり、読み聞かせたり、歌いかけたり、一緒に遊んだりしながら学びます。これがおうちでベビーくもん』です。そして約1か月後、月に1回、ベビーくもんの先生と対面orオンラインミーティング形式でふりかえりを行います。これがベビーくもんタイムです。

『ベビーくもんタイム』ではどんなことをするのか

教室によって違いはあると思うのですが、わたしたちが通っていた教室の『ベビーくもんタイム』は他の親子とグループでの開催でした。次女が始めた頃は2歳のお姉ちゃんと1歳半のお兄ちゃんと一緒に。久しぶりの赤ちゃんのお世話で色々と忘れていたわたしですが、先輩ママがいてくれたおかげで、色々と話を聞いてもらったり教えてもらったりと、とても助かりました。

↓こちらが「ベビーくもんタイム」の流れです

  1. ごあいさつ
  2. 出席のしるし
  3. 1か月のふりかえり
  4. 新しいベビーくもんセット(教材)を受け取る
  5. 次回の日程を決める
  6. さようなら

この、月1回の『ベビーくもんタイム』では、1か月のこどもの様子や、おうちでどのような親子のやりとりをしたのかなどをシェアする報告会も兼ねているのですが「1か月間全然何もできなかった」「全然取り組む気持ちになれなかった」「わたしははやる気満々なのに子どもが全然教材に興味を示さなかった」とかでも全然OKなのです。

わが家は、絵本=食べ物って感じでかじってばかりでべとべとにされたし、せっかくの面白い絵本なのに1つの絵が怖いからってずっと大泣きされたり、やりとりブックも気分が乗らないときはグチャグチャにしたり投げたり、やりとりレシピに載っている工作遊びも全然やってくれなかったりと、散々でした。『ベビーくもんタイム』で先生に「何もできませんでした…(T T)涙。」と報告し、どんな1か月だったのか、話を聞いてもらいました。そんな時は先生は、ベビーくもんの教材を使って知育遊びのお手本をみせてくれたり、こどもたちに絵本の読みきかせをしてくれたり、公文式の教材を使わせてくれたり、色々と助けてくださいました。

やがて、次女も徐々に先生や教室に慣れ、ベビーくもんを続けているうちに、わたしもだんだんと教材の活用の仕方を覚え、使い方の幅も広がっていき、自分たちのペースでゆっくりではありましたが学ぶための土台作りを進めていくことができました。

途中からはもう、ベビーくもんっていうよりベビーサロンみたいな使い方になっていましたね。でも、この自分たちのペースでの土台作りの時期があったからこそ、その後の次女の成長につながったと思います。

ベビーくもんにかかる費用

月謝1か月 2,200円
入会金0円
教材費0円
施設維持費など0円

ベビーくもんは(0~2歳)1か月2,200円で、 入会金、教材費や施設維持費などはかかりません。わたしがベビーくもんを選んだ一番の理由が「手の出しやすい価格とお得感」なんです。

べビーくもんは毎月必ず絵本がもらえるんです。近年の絵本の平均単価は1,259円。そこに他の教材もついてくるんだからとってもお得だと思ったのです。絵本は長く使えるし、読み聞かせが日課のわが家にはもってこいだったのです。

Baby Kumon(ベビーくもん)の教材をご紹介

Baby Kumon(ベビーくもん)のオリジナル教材は大きくわけて2種類あります。一つは『こどもと遊べるアイテム』そしてもう一つは『ママ・パパ向けアイテム』です。

こどもと遊ぶアイテム

よみきかせ絵本×24冊

ベビーくもんで12冊、ベビーくもんアドバンスで12冊、合計24冊もらえます。
次女はベビーくもんの絵本でひらがなを覚えたと言っても過言ではないです。

最初は「絵本は食べ物」と言う感じでモグモグしていたりもしましたが、噛んでもぐちゃぐちゃにしても良いからとにかく読みまくりました。そしてタイトルを読むときに一文字一文字指差しをして、はっきりゆっくり読む。絵本を読みだすと途中で飽きて他のことで遊び始めることもありますが、意外と最初にタイトルを読むときは注目してくれたりするので、ひらがな覚えタイムに最適でした。同じひらがなが出てきたら「また【く】がでてきたね~。」などと毎回毎回続けていると自然に覚えます。赤ちゃんって親が楽しそうにしてると一緒に喜ぶんですよね。なので、親が楽しそうに絵本を熱心に読んでいる風をよそおうと意外と一緒に読んでくれるものです。ただ、ベース作りと習慣づけはとても大事なので、なるべく毎日、そして、幼稚園に入る前にいきなり読み聞かせを始めるとかではなく、赤ちゃんの時からゆっくり始めておくのが良いと思います。絵本を読むのがめんどうと思っている方も、そこは我慢して読んであげてほしいです。

やりとりぶっく

持ち運びに便利な小さな冊子(12.5cm×18cm)で、ベビーくもんでは1年間で8冊、ベビーくもんアドバンスでは1年間に4冊もらえます。ものの名前や動作、言葉遊びなどが載っていて、語彙を増やすのにとても役立ちました。

やりとりカード

こちらは「やりとりブック」と同じサイズのカードタイプの教材です。ベビーくもんでは毎号、アドバンスでは6号までもらうことができます。やりとりブック同様、語彙を増やすのに役立てました。わたしは手を速く動かすのが苦手だったのでフラッシュカードのような使い方はしなかったんですが、カードの角にパンチ穴が開いているのでカードリングに通して絵本のようにゆっくりめくりながら使いました。絵本の代わりに今日はやりとりカードを読もうね~、と、やりとりカードだけで読み聞かせをする日も。物の名前や動作など、かなりたくさん語彙を増やすことが出来ました。

絵本の読み聞かせは、どちらかと言うと、親から→こどもへの一方向になってしまう場合が多いですが「やりとりぶっく」「ややりとりカード」は、文字通り親子で双方向の「やりとり」が出来ます。

やりとりノート(アドバンスのみ)

保育園や幼稚園で時々もらうブックってありますよね。それの2歳さん向けバージョンのようなものです。アドバンスの7号から12号までの合計6冊もらえます。はってはがせるシールや、クレヨンで描いて消せるぬり絵、童謡や英語の歌、季節の話、野菜や動物、数字や言葉、社会ルールなど様々な要素が入った冊子です。様々なジャンルの内容になっているので、好きなもの、ハマるものがきっと見つかるんじゃないかなと思います。

ママ・パパ向けアイテム

やりとりレシピ

出典:ベビーくもん

以前の「やりとりレシピ」は冊子でしたが、2023年夏のリニューアルを気に、デジタルコンテンツに変わりました。小児科医や理学博士、人間科学博士、言語聴覚士などプロによる子育てのアドバイスや、学びの土台を育む楽しいやりとりのヒントなどの情報がたくさん載っています。

わたしは、深夜、夫も長女も次女も寝静まったあと、次女が夜中の授乳に起きるまでの間にパラパラめくったりしていました。どこかで、ベビーくもんに通っているママさんたちも読んでるかもなぁ、なんて思いを巡らせたりしながら…。

れんらく帳

1か月の「おうちでベビーくもん」に取り組んだ内容や子どもの成長などについて書き、次回のベビーくもんタイムで先生と一緒に見ながら1か月を振り返ります。

現在「れんらく帳」はリニューアルされているようで、上の写真とはデザインが異なっているようです。そして、公文が運営する子育て応援サイト「ミーテ」でもれんらく帳用に写真入りのページを作成することができるようで、とても便利になったようです。

自分で2年と5か月のあいだ書き続けた「れんらく帳」を読み返すと、そこには次女と過ごした日々のことや、次女の成長の記録がたくさん書いてありました。もちろん何もかもうまく行かず、何も思ったように取り組めず、全然記入できずにほとんど白紙のページもあります。ですが、今となっては、その時いっぱいいっぱいだった自分に「頑張ってたんだね。」とエールを送りながら読み返しています。この連絡帳はわたしの宝物です。

その他もらえる教材

今はデジタルコンテンツに変わっていますが、以前は、前述の冊子タイプの「やりとりレシピ」、CD付きの「うたぶっく」などがありました。あとは、公文お馴染みの「さんかく鉛筆と鉛筆けずり」、同じく持ちやすいように三角になった「さんかくクレヨン」。そして、べびーくもん入会時とアドバンス進級時にバッグをもらいました。

最後に

いかがでしたでしょうか。ベビーくもんに関してはお得なキャンペーンやご紹介できる特典などは何もないのですが、わが家のおうち知育の原点であり、次女の言葉の発達の基礎を支えてくれて、とっっっても役に立ったので、赤ちゃんや未就園児さんがいるご家庭にはぜひおすすめしたいです。月々の会費も2,200円とお手頃なので、ぜひお近くの教室で、無料おためしを受けていただけたらと思います。

【ベビーくもん】お近くの教室で無料おためしする