【ふでまる道場】全国幼児発達診断テストを受けてみた!テストのレビュー【5歳2か月・年中】

ふでまる道場

みなさん、ふでまる道場の全国幼児発達診断テストってご存じでしょうか?わたしはこの夏に知ったばかりなのですが、幼児教育や小学校受験で有名な『こぐま会』が主催の発達診断テストで、なんと無料で受けられるんです。

昨年、2023年は1月からプレテストが実施されたので、ひょっとしたらもうすぐ2024年のテストも開催されるかもしれません。今日は全国幼児発達診断テストの内容をブログに詳しく書いててみようと思います。はじめて知った方やはじめて受験される方の参考になれば嬉しいです。

ふでまる道場とは?

未就学児=年長・年中・年少(4歳~6歳)を対象にした、能力テストや学習サービスなどの自宅学習をサポートするオンラインサービスです。2022年に始まったばかりで、主催は幼児教育と小学校受験で有名な【こぐま会】です。

【ふでまる道場全国幼児発達診断テスト】何のためのテストなのか

このテストは、こどもがどのぐらい解けたかを知るものではなく

なにが解けなかったか=弱点
を知ることが出来るテスト

テストを受けて採点して終わりではなく、その結果を分析してもらい、弱点を克服するために必要な学習や、どんな教材が合うのかを提案してもらうことが出来ます。

テストの特徴としては、入学前に必要な『読み書き』や『計算』などの技術面をはかるのではなく、自分で考える力である『思考力』をはかる問題が中心に出ます。自分のこどもがどれぐらい読み書きや計算が出来るかは、ネットの無料プリントをやらせてみれば一目瞭然です。しかし『自分で考えて状況を判断し決断する』そういった思考力や判断力の発達具合は簡単に可視化することはできません。そこで、このテストを通してプロに診断&分析してもらうことで、もっと自分のこどものことを良く知り、苦手と得意を把握することで今後の教育に大いに役立てることが出来ます。

テストの概要

基本情報

対象年齢年中・年長(年少だと受験できないが
生年月日を変えると申込が出来る)
時間60分(途中5分間の休憩あり)
料金現状は無料(いつか有料になるかも)
問題数20問(10問終わると5分間の休憩)
テスト形式タブレットまたはPCで問題を
ダウンロード
用意するもの黒・の鉛筆かクーピー
解答用紙(受験申込期間中なら
郵送でもらえる。印刷もできる。)

開催は年3回

2022年
第1回2022年5月15日
第2回2022年7月14日~7月16日(3日間)
第3回2022年10月5日~10月10日(6日間)
2023年
第0回
*プレテスト
2023年1月24日~2月7日(15日間)
第1回2023年3月16日~3月30日(15日間)
第2回2023年6月17日~6月25日(9日間)
第3回2023年9月23日~10月1日(9日間)
*プレテストは2022年5月と同じ内容。
過去の受験者は除外されました。

テスト期間中ならいつでも受験可能です。2023年は試験期間中に土日が入っているので受験しやすかったです。ちなみに、試験開始の前に申し込み期間が設けられています。直近のテストではぎりぎりまで申し込み可能でした。発達診断テストや申込に関する情報はふでまる道場公式サイトふでまる道場X公式アカウントなどでアナウンスされるので、忘れないうちにフォローしておきましょう。

テストの申し込みが間に合わなくても大丈夫!

過去の受験を逃しても途中回からの参加が可能で、過去の試験も【追試】という名目で受けることが出来ます。例えば次女の場合、2023年第3回の時に初めて受験申込をしましたが、第3回のテスト開始前に第1回と第2回のテストを受けることができました。

どんな問題が出るのか

出典:こぐま会

主催の【こぐま会】の基礎教育メソッドをベースにした6つの領域から出題されます。

未測量・5番目に大きいものはどれか
・3番目に小さいものはどれか、など
位置表象・四方から物を見るとどのようにみえるか
・鏡に映った絵の間違いを探す、など
・果物を2こずつ3人でわけ、あまりを
先生に渡すと先生は何個受け取るか
・ケーキ1個はドーナツ2個と交換でき
ドーナツ1個はクッキー3枚と交換できる
場合絵に描かれたお菓子と交換するには
それぞれ何個必要か
図形・図形に線を足して均等に4つに分ける
・点描写(複雑で制限時間が短い)
・図形を回転させるとどのようになるか
言語・話を聞いて問いに答える
(話が長く複雑)
生活絵を見て間違ったことをしている人に
印をつける

ざっと表記してみましたが、これらは出題されたうちのほんの一部。なんなら更に発展させた難題が数多く出ました。しかもすべての問題で『赤色の色鉛筆で間違っているものに×を』や『の鉛筆でを』『黒色の鉛筆で書いてください』など、使用する鉛筆の色や書く形の指定が入ります。そして問題文の読み上げから鉛筆の指示までいっさい文は書かれていません。すべて耳から入る情報のみを頼りに解き進めなくてはいけません。問題を聞き漏らした場合はもう一度聞くボタンを押せば聞き直しが出来ますが、制限時間はどんどん過ぎていきます。めちゃめちゃやりごたえのあるテストです。

テスト終了後

採点方法は【自己採点】

テストが終わると『回答入力画面』に進み、子どもの回答用紙を見ながら画面上のアドバイスに従って回答を入力し、送信します。20問分の回答を入力するので結構な時間がかかってしまいます。時間が無い方は、回答期限内なら後で入力することも可能です。

数日で、まずは成績の速報が公開され、10日前後で成績の確定報が公開されます。

結果が出たー!【成績表で何がわかる?】

次女の結果《 総合成績表 》

総合結果と総合発達診断

テストごとに毎回成績表が出て最終的に全3回の総合成績表が出ます。次女の総合成績表がコチラ↓です。併せて総合発達診断とオススメ教材の提案もあります。

領域別偏差値と領域別発達診断

つづいて、6つの領域【未測量・位置表象・数・図形・言語・生活】の偏差値と発達診断結果です。

各種グラフでこどもの今の位置がわかる

棒グラフやレーダーチャートがあるので、こどもの今の位置がどのあたりなのか視覚的にとらえることが出来ます。レーダーチャートを見てみると、次女は極端に図形が弱いようですね…。

【受験特典】ふでまる道場の教材をお安くゲットできた!

全国幼児発達診断テストの受験特典としてこぐま会の有料教材を安く購入することが出来ました。2023年の特典内容は、通常8巻7,900円(税込)のアプリ教材【ひとりでがんばりマスター!】が40%OFFの4,900円(税込)でした!こういうの、ついつい買ってしまうんですよね…。次女はスマイルゼミをやるのに気分が乗らないときに代わりにやったりしています。次女にとってはやはりプラスになっています。

アプリのおためしは無料DLできますので、興味のある方はぜひダウンロードしてみてください。無料の分でもとてもやりごたえが有って、繰り返し解くと良い訓練になります。

↓ダウンロードはこちらから↓
こぐま会ひとりでがんばりマスター!

↓他にも無料のテストレビュー記事がありますのであわせてどうぞ!

おわりに

今回はじめて受けてみた『ふでまる道場全国幼児発達診断テスト』。さながら小学校の入試問題のような難しさでした。ですが、多方面にわたる出題で次女の発達の新たな面も見ることが出来、受けてみてとても良かったです。今のところ完全無料なので興味がある方はぜひ次回受けてみてください。ふでまる道場はまだ始まったばかりなので、今後システムや料金などに変更が有るかもしれません。わたしも引き続きチェックしていきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。