【はまキッズオルパスクラブ】で能力判定テストを受けてきました!【5歳3か月・年中】

はまキッズ

先日、インスタのストーリーズを見ていたところ、はまキッズ主催の佐藤ママこと佐藤亮子さんのZOOM講演会の広告が流れてきました。(わたしは暇さえあればインスタでおうち知育や幼児教育について調べているので、閲覧履歴と関連性のある広告のターゲットになったものと思われます。)

ためしに広告をクリックしてみたところ「能力判定テストに行こう!無料でエントリー」の文字が目に飛び込んできました。

かしコアラ
かしコアラ

む、無料だと…?

幸い近くに教室が有ったので、早速オンラインで申し込んで資料を取り寄せ、次女と2人で行ってきました!詳細を書いたので、読んでいただけると嬉しいです!

はまキッズオルパスクラブとはどんな教室?

中学受験で有名な浜学園が主催する幼児教室です。ただ、はまキッズは浜学園とは違い、小学校受験や中学校受験のために準備をし合格に導くいわゆる『受験塾』ではなく、こどもの好奇心を刺激しカリキュラムに主体的に取り組み達成する事で、人間として必要な能力『根本的な考える力』をつけ、幼児期だけでなく成長してからの人生をより豊かなものにする、そんな目標をかかげている幼児教室です。

はまキッズ能力判定テストでなにがわかるのか

ズバリ、こどもの『今の力』がわかります。下の画像のように、テストの結果が用紙でもらえるので、力がついている分野、苦手な分野、まだまだ伸びる分野、もっと伸ばしたい分野、これらを目に見える形で教えてもらうことができます。得意な分野に関しては今までの知育が間違っていなかったということですし、苦手な分野がわかれば、今後の知育に取り入れて集中的に鍛えることができます。

判定する分野は全部で6つ

指先能力第二の脳とも呼ばれる手、特に
指先を活発に動かすことができるか。
図形能力図形を適切にとらえることができるか。
空間能力物体や情報の配置・位置・方向などを
認識することが出来るか。
言語能力生きていくうえでの根幹こんかんとなる
聞く、見る、読む、書く、ができるか。
数量感多い・少ないを理解できているか。
目に見えない部分にあるものの数を
予想して判断できるか。
計算力20までのたしざんひきざんができるか。

テストとは言うものの、実際は先生と楽しく知育遊びをする感じです。完全無料で強引な勧誘も無かったので、自分のこどもの今の能力を知るのにとても役立ちました。

申込方法

はまキッズのサイトからオンラインで申し込みが出来ます。申し込みフォームはたくさん記入する部分が有ったので、時間に余裕が有るときがおすすめです。下のバナーからはまキッズのサイトへ飛び、能力判定テストに無料エントリーできます。↓↓↓

能力判定テストの内容

残念ながら、テストに使われた教材は持ち帰れませんでした。ですので、記憶を頼りに挙げてみたいとおもいます。かなり簡略化しましたがイラストを描いてみました。ちなみに、次女がテストを受けている間に私は別室で入塾説明を聞いていたのでテスト風景を見学することは出来ませんでしたが、付き添いの先生がたくさん声掛けをしてくださっているのが遠くに聞こえました。「つぎはこんなのやってみよう!」「すごい!よく知ってるね!」など、テストの助け舟を出すだけではなく、楽しく、意欲を高めてくれるような声掛をしてくれたのです。おかげで次女はすっかりノリノリの様子でした。

能力判定テストの基本情報

時間60
対象年齢年少~年長
(11月~翌1月は3歳児も受入可)
形式プリントと学具がくぐで行われる
親子別室
持ち物特になし

①ぬり絵(指先能力)

いろんな色のクレヨンを使って塗り絵をします。線からはみ出すことなく、ムラなく、丁寧に塗れるかも見ているようです。(※実際はもっときちんとしたきれいな絵です。ヘタッピですみません。)

②マグ・プレートを使ったパズル問題(図形能力)

まずは内側に線が入っているパズルの上にマグネットのプレートを置いていく問題が出ました。絵の図形と同じ形のプレートを自分で探して見つけます。つぎは、枠線だけのパズルにプレートを置いていく問題です。ヒントになる内側の線が書かれていないので、隠れた形を自分で探さなくてはいけません。

③点描写(空間能力)

鉛筆で点と点をつないで見本と同じように描く問題です。たしか、立体を描いていたと思います。見本の図を見たまんまに描けているかだけではなく、長い線を途切れることなくしっかりと引けているか、なども判定するポイントみたいです。

④絵の合成分解(空間能力)

一部が欠けた絵が有り、その部分に入る正しい絵を選ぶ問題です。似たような絵があるのですべての選択肢にきっちり目を通してから選ばなければいけません。

⑤仲間はずれ(言語能力)

すべての絵に目を通して、同じ点、違う点を考え、1つだけ違うものを見つけ出します。なぜそれを選んだのかの理由も先生から聞かれるようです。

⑥しりとり(言語能力)

【りんご ⇒ 〇 ⇒ らっぱ】のような易しい問題から【〇 ⇒ たぬき ⇒ きつね】など、後ろに続く単語から前の単語を予想しないといけない問題も。

⑦つみきの数を数える(多少判断)

つみきの絵を見てどちらが多いか判断する問題が出ました。後で話を聞くと、最後の方は難しくて苦戦していたようです。が、先生が「ぜんぶ数えなくてもなんとなく多い少ないがわかれば大丈夫だよ~どっちが多いだろうね?どう思う?」と言ってもらえたそうで、次女は安心したと言っていました。

⑧計算問題(計算力)

【1けた+1けた】【1けた−1けた】【2けた+1けた】【2けた-1けた】の問題が20問出ました。制限時間は5分だったと思います。17問終わったところでタイムアップだったようです。しかし次女は最後までやりたいと言ったようで、先生に助けていたきながら最後までやり遂げたそうです。最後までやり遂げたことを先生も一緒に喜んでくれて、次女はとっても誇らしげな表情をしていました。

テスト終了後

テストが終わると、すぐに結果の用紙がもらえました。先生と一緒に解答と結果の用紙を見ながらテストを振り返り、テスト内容の解説とテスト中のこどもの様子の説明、それと、今後の学習のアドバイスをいただきました。とても良くできている、とほめていただけて次女もとても嬉しそうです♪その後、次女の今までの学習状況(赤ちゃんの頃のベビーくもんやスマイルゼミのことなど)について少し会話をし、体験授業や冬期講習の案内があって終了しました。

入塾説明会で聞いた内容の詳細

次女が能力判定テストを受けている間に、わたしは別室で入塾説明会に参加しました。入塾説明会と言っても、スタッフの方とマンツーマンで説明を受ける面談のようなものでした。大手の説明会のように複数名が参加するのかとおもっていたのですが…。そういう全体の説明会ではありませんでした。以下、説明会で聞いた内容に移ります。

説明会の冒頭、ノーベル経済学賞を受賞した経済学者=ジェームズヘックマンの研究結果についての話がありました。幼児教育に興味がある方ならヘックマンの著書『幼児教育の経済学』をご存知の方も多いのでは。ご多分に漏れず、わたしも繰り返し読みモチベーションをキープするのに利用した愛読書のひとつであります。

幼少期の教育の質が、こどもが成人後に成功するか否かに影響を与える。幼少期に適切な教育の介入が有ったこどもとそうでないこどもでは、収入、離職率、離婚率、生活保護受給率、除隊率、喫煙率、犯罪率など、様々な面で差が出て、その後の人生に大きな違いが生じる傾向がある。 この本を読んだ時、これこそわたしの知りたかった話だ!なってほしい『賢い子像』について書かれている!と強く思ったのです。 生きる力、生き抜く力、そんな力を身につけて、賢く楽しく生きて欲しい…。ですので、ヘックマンの研究とその結果を参考にしているはまキッズの教育理念はわたしにとても合っているなと感じました。ヘックマンについてははまキッズのホームページにも載っています。興味の有る方は方はぜひヘックマンの著書も読んでみてくださいね。面白いですよ~。

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幼児コース基本情報

対象年少下〜年長児(2月開講)
定員年少下2名 年少〜年長4名
授業時間週1回 50分
受講料36,300円/月(税込)
学材費2,200円/月(税込)
諸経費1,650円/月(税込)
設備使用料5,500円/月(税込)
(R5.11月現在)校舎によっては不要

進度が異なる3つのコースがある

英才児能力開発コース
はまキッズオルパスクラブの標準コースで、全校舎で開講しています。

英才児能力開発Sコース
標準コースよりもカリキュラムの進度を3か月早めたコースです。こちらのコースは開講している校舎が限定されていますので、開講している校舎に通わないといけません。

特進Vコース
Sコースよりさらに進度を3か月早めたコースで、より高度な問題に取り組みます。こちらのコースもSコースと同じく、開講している校舎が限定されています。優秀なお子さんでVコースを希望される方は内部で実施される判定テストに合格すると受講できます。

幼児コースカリキュラムで使われる教材

各コースで実施されるカリキュラムで使う教材は『学具がくぐ』と呼ばれ、幼児学習で有名なピグマリオンの教材を使っているそうです。

カリキュラムの内容

入門準備・入門グレード

目安の学年年少下
本格的なカリキュラムに入る前の準備段階のグレードです。マグプレートや天地パズルなどを使って慣れていきます。

基本グレード

目安の学年・年少
指先をしっかり鍛え、図形や空間や計算の基礎を取り入れていくそうです。計算に関しては10までのたしざんひきざんの習得を目指します。

初級グレード 

目安の学年・年中
小1終了時の能力の育成が目的で、図形に関してはもっと上の学年を目標に置いているそうです。計算だと20までのたしひき暗算。

中級グレード

目安の学年・年長
初級からの流れで、さらなる能力の開発をめざします。計算だと100までのたしひき暗算、図形なんかは二等辺三角形、直角二等辺三角形、直角三角形 平行四辺形、etc…小3ぐらいで触れる図形も習得しますし、空間認識能力も高めていきます。

上級グレード(要グレード判定テスト)

目安の学年・Sコースや特進Ⅴコースの年長
中級からの流れでさらなる能力開発を目的としています。計算なら1000までのたしひき暗算、回転図形や立体認知などに取り組み、思考力を発展させます。

途中から入会するにはちょっと厳しい?

今まで知育をやっていて1桁の計算やひらがなとカタカナ知っているというお子さんなら初級グレードから難なく始められそうですが、未経験でいきなり年中さん年長さんから通い始めても到底想定年齢のカリキュラムには付いていけそうにありません。それぐらい難易度高めの印象を受けました。付いていけなさそうな場合はグレードを下げての入会も有るそうです。ただ、小学校入学まで時間的にも余裕のある年少下(未就園児)から始めるメリットは大きいと思います。理想は、なるべく早めに入会し入門準備コースや入門コースからスタートしておいて徐々に力をつけていくことでしょうか。

通いたい。だが高い。

実は料金についてはあえて聞きませんでした。ネットの事前情報で大体の金額(月額4万円程度)を知っていましたし、いただいた資料にも記載されていました。はまキッズのスタッフの方からも特に月謝についての話はありませんでした。なにせわたしたちは、まだ能力判定テストを受けただけの状態。月謝の話になると二の足を踏む保護者が多数いるでしょうし、はまキッズ側としても体験授業まで受けてもらってそれから本気で判断してほしいところでしょう。

でも、はまキッズオルパスクラブ、本当に多くを学べそうです。他の教室の授業をチラ見した感じすごく楽しそうなんですよね…。先生は「みんなのお母さん」って呼べそうな、あったかくて優しい雰囲気で、だけどピリッとした厳格な雰囲気も持ち合わせている…。小学生のクラスの生徒さんたちなんかは、先生とたくさん意見を交わしながら課題に取り組んでいました。先生は子どもたちにとって、話しやすくてちゃんと話を聞いてくれる大人なんだろうな…。

ああ…もう少し優しい料金設定であればわが家も迷わず入会なのですが…。しばらくイベントに参加したり春期講習や夏期講習などに参加してみてもう少し考えようと思います。少しでもご興味があるかたはぜひ一度資料請求してみてくださいね!

↓資料請求はこちら↓

おわりに

いかがでしたでしょうか。はまキッズオルパスクラブの能力判定テストは無料で気軽に受けることが出来ます。ご興味のある方は、お子さんの今の力を見定めるためにぜひ受けてみてください。次回は体験授業についてアップしますね!